コロナ鎮静祈願

奈良大和路ポスター第100回祈念版は、新型コロナウイルス感染症の鎮静祈願の象徴として、東大寺・盧舎那仏坐像が選ばれた。
本像は、疫病を鎮め国の安泰を願う鎮護国家のもと、聖武天皇の国家プロジェクトとして天平宝字元年(757年)に造立された絶対的な存在の仏。
圧倒的な存在感で迫る写真は、仏像写真家小川光三(おがわこうぞう)渾身の一枚。

[第100回 奈良大和路ポスター]
Client:奈良県・奈良市・JR西日本・近畿日本鉄道・奈良交通
Art Direction:立花幹也
Design:Yellow dog studio
Photo:小川光三(飛鳥園)→公式サイト
Printing:岡村印刷工業

本像は、戦や災害などで何度も惨事にあい、再興が繰り返され、現在みることができる像は、江戸時代に入った元禄三年(1690年)に造立されたもの。
度重なる災厄にあいながらも、右肘の内側から腹、膝前から両袖の大半、台座の大半は造立当初のもので(諸説あり)、太平洋戦争の被害に遭わず現在まで残っているのは奇跡に近い。
日本史上最大の大作であり、1300年にわたって日本人の心に残り続けてきた仏像である。
大仏の尊名である「盧舎那仏」とは、華厳経に説かれる「蓮華蔵世界」の中心仏で、この世界の中心、この世界そのものとされる絶対的な仏である。

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