不空羂索観音菩薩立像 大寺法華堂

寺内最古の仏殿中央の八角二段の須弥壇に堂々と立つこの像は、天平盛期を代表する名品である。威厳に満ちた尊顔の頭上には、銀製の阿弥陀化仏を中心に、翡翠・琥珀・真珠などの宝玉を銀線で繋いだ銀製鍍金の豪華な宝冠を戴き、三目八臂の特異な形も不自然さを感じさせず、挙身光の光背は放射する大小の光条の間に火炎化させた唐草文を配した見事な造形。尊名の不空羂索とは、手に持つ羂索(手縄)で総ての人々を漏れなく(不空)救済するという意である。
〈仏像解説〉小川光三
〈写真提供〉飛鳥園
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[ 奈良大和路ポスター2015 ]
Client:奈良県・奈良市・JR西日本・近畿日本鉄道・奈良交通
Art Direction:立花幹也
Design:Yellow dog studio
Photo:若松保広(飛鳥園)
Printing:岡村印刷工業

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